背中を鍛える
背中のトレーニングは体のバランスを保つのに効果的です。胸や腹筋など体の表側と比べると、自分の目で確認できない分、軽視されがちな体の裏側部分ですが、背中もきちんと筋トレしてバランスを保つことが大切です。
体は表と裏を等しく鍛えないとバランスが保てません。腹筋ばかりを鍛えてしまうと。正しい姿勢が保たれずに猫背になってしまいやすいのです。また、背筋は大きな筋肉なので、トレーニング効果も出やすく、筋肉量が増えやすい部位です。筋肉量が増えれば、代謝がアップして、脂肪も燃焼されやすくなります。
お勧めは「ニーロウイング」という、オフィスでも手軽にできる背中のアイソメトリック系トレーニングです。椅子に座ったままで、片方の膝を使って背中と腕を刺激します。膝を強く引きつけるので、背筋を効果的に刺激し、上半身の厚みを作る効果が期待できます。
まず、椅子に座った状態にして、そこから片脚の膝を両手で抱えるように掴みます。この時に猫背にならないよう意識してください。そのまま膝を胸に寄せるように腕で引き寄せていきますが、同時にその力に対抗させるように膝を前に押し出すようにします。つまり引っ張り合いです。反対側の脚も同様に行います。じっくり10回を1セット(左右それぞれ)にして1日2セット行ってください。
腕と脚の力加減のバランスをうまく調整して、できるだけゆっくりと行うのがポイントです。ここまで紹介した筋トレは誰でもできるものばかりです。10日間しっかり取り組んでみてくださいね。10日後に着実に引き締まるかどうかは、決意と努力次第ですよ。